150302 【映画】「みんなの学校」を観て

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先月の21日、映画「みんなの学校」を渋谷のユーロスペースで観た。
その日、偶然代官山に用事があり、ついでという気楽な気分で映画館に足を運んだ。
いい映画との出会いは、こんな風に偶然が重なることで起きるのかもしれない。
 
観に行って本当に良かった。
観終わって感じたことは、「覚悟」という二文字。
それは、大空小学校の校長先生をはじめとする、教職員の皆さんや地域の方々の覚悟。
そして、この映画を作った監督をはじめとする、スタッフの皆さんの覚悟だ。
 
一つ目の覚悟は、「どの子も一緒に学び合う」という信念のもと、
迷いなく手立てをこうじていくところ。
 
二つ目の覚悟は、「ありのままの姿を映す」という覚悟。
教職員の信念に迷いはなくても、日々悩みながら手立てをこうじているのが画面から伝わってくる。
実際にそうなのだ。
みんな悩みながら毎日を過ごしているのだ。
その姿をきちんと映像として切り取っているところに、
現場で働く一人として、この映画に対する信頼を寄せることができた。
 
もう一度、大空小学校のみんなに会いに行きたいと思う。
できればいつでも会えるように、DVD化を望むのは私だけではないはずだ。

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