150307 【読書】田中博史著『子どもが変わる授業』

 

子どもが変わる授業

子どもが変わる授業

 

 圧倒的な実力に押しつぶされそうになる。

自分の非力を思い知らされる。
本書を読んだ後の私の感想だ。
 
書店にはたくさんの教育書が並んでいる。
どれもすぐに取り入れることができそうなノウハウが載っているものも多い。
そういった本とは、本書は一線を画している。
もちろん、明日からの授業や学級経営に活かせることもある。
あるにはあるが、根本的なところがわかっていない状態でいくら真似をしても、
上っ面を撫でているだけで、空回りするだけだ。
その根本的な所とは何だろう。
今のところの私の答えは、
「子どもに寄り添う」「子どもの反応から出発する」
ということではないかと思う。
そこでは、私の苦手な思考の瞬発力が必要とされる。
 
押しつぶされている場合ではない。
自分の非力を嘆いている場合でもない。
失敗を恐れず、自分の頭で考えた「仕掛け」を投げかけていこうと思う。
「子どもに寄り添う」「子どもの反応から出発する」
この言葉を胸に刻みながら。
 

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