150323 【読書】池上彰著『学び続ける力』
池上彰著『学び続ける力』を再読した。
今、模索している「わかりやすく伝える」ために、
どんなことを学んだらいいのかを知りたくて手に取った。
再読ということもあり、興味のある部分だけを拾って読んでいった。
その中で、「第3章 身に付けたい力」に書かれていた、
「キーワードとは何か」というところを読み、
「わかりやすく伝える」時、私が不足していることや、
子供達も躓きやすいことが明らかになった。
池上さんは取材でメモをとる時、B5ノートの左側にキーワードを書き、
後から右側のページにそのキーワードをつなげながら
論理的に組み立てていくとのこと。
本書には次のようにまとめられている。
【P106~P107 引用開始】
①「キーワードを見つける力」
②「キーワードをつなげる力」
③「キーワードを使って論理的に話す力」
【引用終了】
では、明らかになった私の弱点や 子供達も躓きやすいところは何かというと、
それは②の「キーワードをつなげる力」だ。
ここの部分を鍛えぬまま、不得意のまま、ここまで来てしまった。
こうして文章を書きながらも、筆は遅く、要領を得ないことが多い。
書きたいと思う「点」はあっても、それをつなぐ「線」が自在に描けないのだ。
子供達も同じではないだろうか。
どのように文を重ねて文章にしていったらいいのか、
その構成方法を自分なりに掴みたい。
残念ながら、そのあたりをどうやって補っていくのかについての具体的な方法は、本書では触れていなかった。
とにかく書かなければ始まらないだろう。
ブログで書く場を確保しつつ、誰かに見られるかもしれない緊張感を保ちながら
書き続けることで、「伝える力」を身につけていきたいと思う。