160116 休日は作戦会議

土曜の朝、前日の金曜日はどうしても就寝が遅くなる。

ゴチャゴチャと深夜までiPhoneMacをいじったりして床についたのは午前1時過ぎ。
今朝は8時過ぎに目が覚めた。
それからザザッと家事を済ませ、
来週から始まる体育の授業準備をする。
こういう下準備の積み重ね。
休日は、作戦会議。
 
さあ、これから多賀一郎先生と堀先生の
国語の講座。
刺激的だろう。
楽しみだ。
 

160110 久しぶりのブログ

9ヶ月ぶりのブログ。

新しい年を迎えて10日がたった。

とにかく今年は、書くことを継続していきたい。

今日も授業の準備をした。

例えば生活科。

単元のねらいを書き出す。

その為の手立てを思いつくだけ書き出す。

それをスクールプランナーの時間割に当てはめていく。

あとは実践。

でも、実はここからが何より大切。

終わった後、振り返ることが大切。

どんな形式でもいいから、書き出して自分なりの気づきを得ることだ。

今年度はこれを長期休業中に行っている。

振り返り、書き出し、それを次の学期に生かす。

毎日の振り返りは、その日の子供の様子やつぶやき、気づきを書き記している。

清掃活動、会社活動、算数については、毎週金曜日に振り返りを

することにしよう。

このブログも自分の思考の整理に再開させていこう。

150405 新年度の仕事、途中経過

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今日は半日仕事。

新年度は、やってもやっても仕事が減っていかない。

やればやるほど、いろいろなことに気づいてやることが増えていく。

ほどほどのところでブレーキをかけなければ。

 

今日、やったこと。

①年間行事をスクールプランナーへ記入。

②一人一役の当番の仕事を人数分確保。

③教科書読破

④学年共通確認事項チェック

⑤会社活動ワークシート作成

⑥算数ミニプリント作成

⑦日直台本作成

⑧朝の活動流れ作成

⑨朝自習の流れ作成

 

明日やること。

①教室片付け、掲示の続き

②印刷

③拡大

④配布物の確認と袋詰め

⑤国語、算数の最初の授業、ノート作り

⑥要録、保健、出席簿、健康観察簿、集金袋押印

⑦黒板に一言

 

始業式、笑顔で子供達を迎えるためにも、もう一踏ん張り。

 

夕方、小雨が降るなか、今年最後?の桜の写真を撮りに行った。

地面に花びらが散り、絨毯のようになっていた。

あっという間に満開を迎え、あっという間に散ってしまった。

なんとも言えぬ寂しさを感じる。

次は、ハナミズキの季節。

まだまだ春を満喫するぞ。

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150327 【読書】『菊池省三流 奇跡の学級づくり』菊池省三著 

春休み中の読書の一冊に、『菊池省三流 奇跡の学級づくり』を選んだ。

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本書の中で菊池先生は、学級づくりを次のところからスタートすると言っている。

信頼関係を築くため、私はまず、子どもたちのよいところを見つけて

ほめるところからスタートします。

(P9より引用) 

菊池先生といえば「ほめ言葉のシャワー」が有名だが、

まずは、教師から子供をほめることで信頼関係という土台を作りつつ、

その上で様々な実践を成り立たせているのだ。

 

今回、私が特に心に残ったのは、

次の一歩を踏み出すためにも、一学期を束ねる。

そのために一番効果的なのは、書くことです。

自分の授業を文字化することで、さまざまな成果や課題が見えてきます。

(P63より引用)

というところだ。

この「束ねる」ということについて、具体的に2つの方法を紹介している。

一つめは、5枚の写真をもとに、自己評価を行うものです。

一学期の授業の写真から5枚選び、”事実”から気づいたことを

書き出します。さらに5点満点で自己評価します。

(P64より引用)

 

二つめは、今まで読んだ本の再読です。

3月に、学級経営の参考になる本を求める教師は多いと思います。

読んだ本をもとに、4月から取り組んできた学級づくりも夏休みに入って

ひと段落つきました。ここで再び、同じ本を読み返してみるのです。

3月は前年度の学級経営を振り返りながら読んだと思いますが、

夏休みの再読は、今、目の前にある学級を想定しているはずです。

同じ内容でも、より実例に即して考えることができるでしょう。

本当”対話”しながら読むことで、本の記述が知識から実践そのものに

変わっていくはずです。

(P70より引用)

 

私はこれまで特に、「束ねる」という作業をやってこなかった。

それは、とにかく前に進むことだけを考えていたからだ。

それに、わざわざ時間をとらなくても、実践の過程や新年度に

切り替わる時に、修正していたからだ。

しかし、ここ何年かの実践の中で、授業計画だけを書くのではなく、

振り返りを書くことの効果を実感しているのも確かだ。

 

遅ればせながら、この「束ねる」ということを地道にやっていこうと思う。

そこで「束ねる」に関連して、やってみようと思うことを2つ。

一つ目は、菊池先生のいう「夏休みに1学期の実践を束ねる」ために、

継続して写真を撮っていきたい。

板書、係活動、発表の様子などの、私が柱にしている活動を中心に

撮っていきたい。

二つ目は、PCに「束ねる」のホルダーを作っておくこと。

そうすれば忘れることも防げるし、空になっているものは埋めたくなるのが

人間の心理というもの。

これは、未来の自分と約束をするようなものだ。

 

本書のタイトルには、「奇跡」の二文字がある。

しかし、実際に書かれていることは、決して夢物語ではない。

地に足をつけた、地道な実践の積み重ねばかり。

あえて何が「奇跡」かと思いを巡らすと、

決して妥協せず、一人一人の子どもの成長を促す菊池先生の姿勢そのものを

指しているのではないだろうか。

 

菊池省三流 奇跡の学級づくり: 崩壊学級を「言葉の力」で立て直す (教育単行本)

菊池省三流 奇跡の学級づくり: 崩壊学級を「言葉の力」で立て直す (教育単行本)

 

 

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150323 【読書】池上彰著『学び続ける力』

 

学び続ける力 (講談社現代新書)

学び続ける力 (講談社現代新書)

 

 池上彰著『学び続ける力』を再読した。

今、模索している「わかりやすく伝える」ために、

どんなことを学んだらいいのかを知りたくて手に取った。

 

再読ということもあり、興味のある部分だけを拾って読んでいった。

その中で、「第3章 身に付けたい力」に書かれていた、

「キーワードとは何か」というところを読み、

「わかりやすく伝える」時、私が不足していることや、

子供達も躓きやすいことが明らかになった。

 

池上さんは取材でメモをとる時、B5ノートの左側にキーワードを書き、

後から右側のページにそのキーワードをつなげながら

論理的に組み立てていくとのこと。

本書には次のようにまとめられている。

 

【P106~P107 引用開始】

①「キーワードを見つける力」

②「キーワードをつなげる力」

③「キーワードを使って論理的に話す力」 

【引用終了】

では、明らかになった私の弱点や 子供達も躓きやすいところは何かというと、

それは②の「キーワードをつなげる力」だ。

ここの部分を鍛えぬまま、不得意のまま、ここまで来てしまった。

こうして文章を書きながらも、筆は遅く、要領を得ないことが多い。

書きたいと思う「点」はあっても、それをつなぐ「線」が自在に描けないのだ。

子供達も同じではないだろうか。

どのように文を重ねて文章にしていったらいいのか、

その構成方法を自分なりに掴みたい。

残念ながら、そのあたりをどうやって補っていくのかについての具体的な方法は、本書では触れていなかった。

 

とにかく書かなければ始まらないだろう。

ブログで書く場を確保しつつ、誰かに見られるかもしれない緊張感を保ちながら

書き続けることで、「伝える力」を身につけていきたいと思う。   

 

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150317 【日記】子どもと一緒に遊ぶことの意味

昨日の休み時間、男の子にサッカーに誘われた。
「私を一体いくつだと思っているのだろう?」
「油断してアキレス腱なんかを切ったら大変、ほどほどにしながらやろう」
そんな風に考えながら校庭へ向かった。
途中、女の子も入りたそうにしていたので、
「一緒にやる?」
と聞くと、
「やりたいけど、ボールが当たったらいたいし〜」
と言いながらついてきた。
やり始めて・・・完全な体力の低下。
ゼーゼー、ハーハー
少年団の男の子に翻弄され、
全く歯が立たない。

教師が子どもと一緒に遊ぶ事の意味を、初任者以来二十数年間考えてきた。

今回のことで言えば、
・男子と女子のつながりをもたせること。
・教師と子どもとの関係づくり
・子ども同士のつながりづくり

休み時間なのだから、自分の好きな遊びを思い切りすればいい。
ただ、時には、得意な子が苦手な子を相手に練習相手になってあげる、そんな場面があってもいいのではないだろうか。
こういった場面は、体育の授業で積み上げていき、その良さを子供達自身が実感しないと、自ら行うことはないだろう。

新年度、クラスが替わって、子供達同士の人間関係も築き直す時期だ。
教師と子どもの関係づくりにまずは注意が向けられるだろうが、
大切なのは、子どもと子どもの関係づくり。
焦らず、様々な活動を通して子どもと子どもを繋いでいくように意識したい。

150307 【読書】田中博史著『子どもが変わる授業』

 

子どもが変わる授業

子どもが変わる授業

 

 圧倒的な実力に押しつぶされそうになる。

自分の非力を思い知らされる。
本書を読んだ後の私の感想だ。
 
書店にはたくさんの教育書が並んでいる。
どれもすぐに取り入れることができそうなノウハウが載っているものも多い。
そういった本とは、本書は一線を画している。
もちろん、明日からの授業や学級経営に活かせることもある。
あるにはあるが、根本的なところがわかっていない状態でいくら真似をしても、
上っ面を撫でているだけで、空回りするだけだ。
その根本的な所とは何だろう。
今のところの私の答えは、
「子どもに寄り添う」「子どもの反応から出発する」
ということではないかと思う。
そこでは、私の苦手な思考の瞬発力が必要とされる。
 
押しつぶされている場合ではない。
自分の非力を嘆いている場合でもない。
失敗を恐れず、自分の頭で考えた「仕掛け」を投げかけていこうと思う。
「子どもに寄り添う」「子どもの反応から出発する」
この言葉を胸に刻みながら。
 

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